ホームページ制作MATSUTE BLOG

この記事は「2020年10月26日」に書かれた記事です

1. テンプレート（テーマ）を使ったホームページ制作
2. デザインを1から作るホームページ

1．テンプレート（テーマ）を使ったホームページ制作

テンプレート（テーマ）を使ったホームページとは、すでに出来上がっている型を使ってホームページを作る形です。いくつかサンプルなどがあり、この中から選んでください。と言うことが多いです。

多少であれば構成を変更できるかもしれませんが、基本は変更できない、と考えておいた方がずれはないでしょう。

テンプレート（テーマ）を使った制作の中にも、大きく３パターンあります。

• テンプレート（テーマ）を作って自分で作る
• テンプレート（テーマ）を作っている会社に依頼してホームページを作成する
• 無料・有料などのテンプレート（テーマ）を使って制作する

テーマ（テンプレート）を作って自分で作る

ブログを書いている人や、ちょっとしたお店のホームページなど、テンプレート（テーマ）を使って、自分でホームページを作っている人も多いかと思います。代表的なCMSは、Wordpressです。Wordpressには、無料のテーマもあり、費用を抑えることが可能です。

また、Wordpressは作り方、カスタマイズの方法など、書籍もたくさん出ていますし、ブログ記事などで掲載している人も多いので、google検索で作成方法を調べながら作ることも可能です。

もし、自分で作ろうか悩んでいる方がいたら、「7-3 ホームページは自分で作った方がいい？　会社に頼んだ方がいい？」をご覧ください。

テンプレート（テーマ）を作っている会社に依頼してホームページを作成する

ホームページ制作会社の中には、自社で独自にテンプレート（テーマ）を作成しており、その中からホームページを作るという制作形態になっているところもあります。

この場合は、その会社のホームページにテンプレート（テーマ）を使ったホームページの見本などがあり、

• その中から、イメージに近いものを選び
• 原稿や写真を用意して
• 選んだテンプレート（テーマ）の型にいれて制作していきます。

有料で販売しているケースを除き、制作するのはテーマを提供しているホームページ制作会社になります。

無料・有料などのテンプレート（テーマ）を使って制作する

無料・有料のテンプレート（テーマ）は、先ほど紹介したWordpressに限ったものではなく、静的と呼ばれるホームページや、カラーミーなどのショップ系のホームページサービスにもあります。

構成部分やデザインすべてを自由に変更できないというデメリットはありますが、1から制作するよりも費用を抑えることができます。

全体の色やメインの画像などは変更できるので、色味や画像を自社や店舗に合わせていくことで、イメージしたものに近い形のホームページを作ることもできます。

2．デザインを1から作るホームページ

デザインを１から作るホームページのデメリットは、テンプレート（テーマ）を使ったホームページよりも費用がかかってしまうという点です。ただし、1から作る場合は、デザインだけでなく、ホームページの構成なども自由にきめられるため、思い描いている形を実現しやすくなります。

中規模以上のホームページの場合

コンテンツの量や機能面などから、テンプレート（テーマ）での作成が難しくなることがあります。もちろん、テンプレート（テーマ）で制作できないこともないですが、改修しようと思っても、思った通りに改修できないことや、改修に高い費用がかかったりすることがあるため、おすすめできません。

デザインを１からつくるホームページの場合は、テンプレート（テーマ）を使ったホームページよりも制作期間がかかります。

１と２の説明だけ見ていると、何だか、1のテンプレート（テーマ）で作った方が費用も抑えられて、制作期間も短くてよさそう、と思うかもしれません。しかし、テンプレート（テーマ）を使ったホームページの場合、「こういうホームページにしたい！」という明確なプランがある場合、改修に改修を重ねなければならいということになりかねません。

思い描いている要望とテンプレート（テーマ）を照らし合わせ、最初の段階で無理が出てくるだろうということがわかっているのであれば、テンプレート（テーマ）ではなく１から作るホームページを選択することをお勧めします。

ブランディング戦略から選択する

最後に、テンプレート（テーマ）より１から制作するホームページをお勧めする、１つの要因をお伝えしておこうと思います。

私がテンプレート（テーマ）ではなく１から作るホームページをお勧めするのは、決してホームページ制作会社が儲かるから、という理由ではありません。ホームページを制作するとき、お店のイメージと全く別のイメージで制作する方もいらっしゃいますが、基本的には「デザインに統一感を持たせて、価値を高めていく」ブランディングという戦略をとることが多いです。

具体的には、

• ロゴ
• 色
• 名刺
• パンフレット
• チラシ
• 看板
• ホームページなど

に統一感を持たせて、あ、これこの会社のだ、とすぐにわかるようにさせる効果を持たせる手法です。

たとえば、色だけを見た時、

• 名刺は黄色
• パンフレットは赤
• 看板を青

と変えてしまうと、３つをパッと見た時、全く別の会社という印象が濃くなってしまいます。また、あまりないケースではありますが、ロゴを変えてしまうと、どこのお店のものかわからなくなってしまいます。

企業や店舗のイメージを知ってもらうためにも、デザインの統一感はとても重要になってきます。総合的なブランディングを行うのであれば、テンプレート（テーマ）よりも、１から制作する形の方が合わせやすいというメリットがあります。