SEO業者に依頼しても上位表示されない! 効果がでない?!

ひと昔前、SEO業者に依頼すれば順位は格段に上がりました。
その一例は下記のような内容です。

  • 外部リンク作戦
  • キーワード作戦
  • ドメイン保持期間GET

これはまだgoogleとyahooの検索が対立(?)していた時代のこと。今はどうなのでしょうか?

この記事は「2020年11月24日」に書かれた記事です

昔のSEO対策

外部リンク作戦

「外部リンク」作戦(※作戦は私が勝手に名付けたものです)は、あらゆるサイトからリンクを貼ってもらうことによりページの順位を上げる対策です。有料で外部リンクを行っているところもたくさんありました。「外部リンク」の他に「内部リンク」作戦というリンク方法もありました。「内部リンク」作戦は、自分のサイト内のページにたくさんのリンクする手法です。

キーワード作戦

「キーワード作戦」はページのあらゆる場所にキーワードを埋め込む手法で、埋め込んだ文字が表示されてしまうと閲覧しているエンドユーザー(利用者)には邪魔なため、見えないように隠れて埋め込むというロボットエンジン対策です。全体の何%までが有効となどの噂もあり、ソースという記述部分に驚くほどキーワードが埋め込まれているホームページがありました。

ドメイン保持期間GET

そのほかにも「ドメインの保持期間」が長い方がSEOには有利だから、長い間使われているドメインを購入した方がいいという話があり、高値で売られているドメインを、わざわざ買って使用するということもありました。

それでは、今は、どうなったのでしょうか?

一転したアルゴリズム

上記のような方法で順位が上がってしまうと、お金と時間をどれくらいつぎ込むかで、検索の上位表示が決まってしまいます。「内容なんて、どうでもいい」とさえ言えなくもありません。そうなると

上位表示されるホームページ=エンドユーザー(利用者)に有益なホームページ

ではない可能性が高くなります。結果、Googleの検索エンジンは「外部リンク」や「キーワード挿入」といった行為をスパム行為とみなすようになり、外部リンクやキーワードの埋め込みを行っていたホームページの順位が軒並み暴落しました。

外部リンクした先のホームページの管理人がみつからずリンクを解除できなくなり、ホームページのドメイン自体の変更を余儀なくされたというケースや、ドメインを手放すことになったケースもありました。

外部リンクがすべてアウトというわけではありません。
掲載している内容と近い情報を発信しているホームページなどから自然にリンクされている「良質な被リンク」と呼ばれる外部リンクは有効です。外部リンクが有効だからと、時折自分のホームページにリンク集を付けるお客さんもいますが、外部リンクがSEOとして有効になるのは自分のホームページから別のサイトではなく、別のホームページから自分のホームページにリンクされている場合です。

現在のSEO対策は地道です。

  1. ページを増やす
  2. ページの内容を充実させる
  3. ロボットに情報を正しく伝えるコードでホームページを制作する
  4. Googleビジネスを活用する
  5. SNSを利用する

など。
あたりまえと言えば、あたり前ですが、費用をかけず地道に頑張る施策が有効になりました。地道にホームページを育ててきた人にスポットライトが当たるようになったともいえます。

上記の流れから、SEO業者にお願いしたからと言って手放しで順位をアップできるわけではありません。もちろん、費用をかけてGoogle 広告やYahoo広告を利用して、検索結果よりも上の部分に自社のページを表示することは可能です。

喜

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