良いホームページと悪いホームページ

どうせつくるなら、良いホームページを作りたい! と誰だって思いますよね。
それは自分で作る場合だけでなく、ホームページ制作会社に依頼した場合も同じです。お金を払ってホームページ制作会社に依頼するのだから、良いホームページにしたい! と思うのは当然です。

では、良いホームページとは一体、どのようなホームページなのでしょうか。

この記事は「2020年10月25日」に書かれた記事です

業種によっても異なりますが、下記の点がクリアしていることは必要かと思います。

  • わかりやすい
  • 動きが軽い(操作性がよい)
  • 更新されている
  • 会社やお店のイメージと合っている
  • コンテンツが充実している

なんか、地味。当たり前のこと。と思うかもしれません。
目が引くデザインで「おおっ」と驚かせるページにしたい。確かにその方がいいこともあります。アパレル系やビジュアルをメインにした業種、また、大企業のサイトなど。ホームページ制作会社で働く人間が見ても、「おお、これはすごい」と思うホームページはたくさんあります。

でも、ちょっと待ってください。
それ、あなたのホームページでも必要でしょうか?

物品を販売するホームページであれば、デザイン性も大切ですが、商品ことがよくわかり、サクサクと買い物ができた方がよくありませんか?

もちろん、デザインもよくて、その他も全て良い、というのがベストですが、その場合は、かなりの費用がかかることを覚悟した方が良いです。ホームページによっては、費用が3桁になるでしょうし、場合によっては、4桁となることもあります。

だからといって、デザイン性をすべて捨ててしまうのもアウトです。
第一印象は大切です。デザイン性をある程度保ったまま、上記をクリアしていることが、良いホームページ要素だと私は考えています。

悪いホームページ

「悪い」というとちょっと語弊がありますが、あまりおすすめできないのはどのようなホームページかも見ておきましょう。

  • ビジュアルにこだわりすぎて重くて表示されない
  • 文字が多くて目に入ってこない
  • 文字が小さすぎて読めない
  • SEOを無視している(タイトルタグやディスクリプションタグがすべて一緒)

ビジュアルにこだわりすぎて重くて表示されない

写真や動画を多用した場合、また、写真や画像の解像度にこだわり、できるだけクリアに見せたい! などを全面に押し出すと、ホームページを閲覧しようとしたときの表示スピードが格段に遅くなります。

また、webフォントを使った場合も表示が遅くなります(「7-29 そのwebフォント、あなたのホームページに本当に必要ですか?」(近日公開予定)」)

ホームページが表示されない場合にかかるストレスは、満員電車に乗っているストレスよりも高いと言われています。私自身も経験がありますが、ページが開かなくて、「もう」と思って、消したり、移動したりしたことありませんか? 表示が遅くて離脱するのは回避できることもあるので、もったいないです。

文字が多くて目に入ってこない

ページの内容が充実しているのは良いのですが、時折、改行をせずに、ずらりとかかれた文章と出会うことがあります。見出しがある程度ついていれば、まだ良いのですが、それもないと、よし、読もう! というときでない限り、読めません(あ、そうなるとこのホームページもそうところがありますね)

時折、見出しをつけたり、改行をしたり、することは必須です。
文脈があるので、そのままで、と言われてしまうことがあるのですが、ガッツリ読ませたいというページでない場合、文脈もさることながら、読みやすさを重視して、適度に改行や見出し、写真やイラストなどを掲載して、目に入ってくるページを作る必要があるかと思います。

文字が小さすぎて読めない

どこかのCMのようですが、文字が小さすぎて読めません。というのは何とももったいないです。個人的には、文字が小さい方がデザインとしては、すっきりとしてカッコいいと思うこともあるのですが、やはり読んでもらうことが重要のため、ホームページのターゲット層にもよりますが、あまり小さな文字を使うことはありません。

スマホやタブレットであれば、ピンチアウトと(画面上の操作対象を広げるように2本の指で画面を拡大させる操作)して文字を大きくすることもできますが、画面がからはみ出てしまったりすると、手間がかかります。

やはり最初からある程度の文字サイズを確保しておくことが大切です。

SEOを無視している(タイトルタグやディスクリプションタグがすべて一緒)

少し専門的な話になってしまいますが、ホームページには、タイトル、ディスクリプション、キーワードというSEO(検索エンジン対策)に必要な記述(タグ)があります。

  • タイトルは文字通り、ページのタイトルを示す内容です。
  • ディスクリプションは、そのページを説明する文章、
  • キーワードは、そのページに関するキーワードを設定する箇所です。

現在、キーワードタグは形骸化されていますが、タイトル、ディスクリプションの設定は必要です。

とくにタイトルタグはページ毎に異なっている必要があります
タイトルタグは文字通りそのページのタイトルであることから、もしタイトルが重複しているページがあった場合(まったく同じタイトルを2ページ以上で使用している場合)、googleの検索エンジンでは「エラー」判定となり、ページが検索結果に反映されないこともあります。

ディスクリプションタグも然りです。
こちらは現段階では、全く同じ内容だったとしても「エラー」ではなく「警告」にとどまりますが、いつ仕様が変わるかはわからないため、変更しておいたほうが良いです。ディスクリプションはページ内容に沿った内容でない場合、検索エンジンが設定している内容を無視して、ページの内容を拾って掲載することもあります。

悲

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