誰にだって得意・不得意はある。

1-4 大手と小さなホームページ制作会社のスタッフの構成の違い」で見てきた通り、小さなホームページ制作会社では兼業スタイルのため、いろいろな仕事をこなします。とはゆえ、みんながみんな、すべての仕事ができるわけけではありません。

必ず、得意なこと、不得意なことが出てきます。この記事では下記の3点を見てましょう。

この記事は「2020年10月14日」に書かれた記事です

  1. 何が得意かわからない
  2. 不得意と判断するのはどの地点?
  3. 不得意なことを放置してもいいの?

1.何が得意かわからない

結論から言うと、得意も不得意もわからないうちは、自分の得意なこと、不得意なことがわかってくるくらい、仕事をしましょう。不得意なことに出会っていないのは、もしかしたら、不得意なことがないという可能性もあるかもしれませんが、多くは、

  • まだ、得意・不得意があるような仕事をさせてもらっていない
  • 不得意だと気がついていない

のだと思います。仕事を始めた頃は、得意・不得意というよりは、やったことのないことの連続で、まだ「得意・不得意」を判断できるような状況ではありません。1年、2年と仕事を続けて行くうちに、これは得意かもしれない、これは苦手かもしれないというものがぼんやり見てきます。でもこの時点では、まだ「苦手」なだけです。

2.不得意と判断するのはどの地点?

「苦手」が「不得意」と判断できる地点は、どの地点でしょうか。

1回やって「できない」。これは「得意じゃない」、これは「不得意だ」だからやめておこう、はアウトです。

  • 何度やってもダメならば、やり方を変えたり、時間を置いたりしてチャレンジしてみましょう。時間を置くことで、できるようになることもあります。
  • やり方を変えても、時間をおいても、何度やってもダメならば、向いてのかもしれない、と思いはじめますが、もう一度がむしゃらに頑張ってみましょう。糸口が見つかれば、希望はあります。
  • どうやてみても、やっぱり習得できない。

となれば、もう不得意分野といっても良いかと思います。

不得意なことは誰にでもあります。

  • 技術的なことはできるけど、接客はできない、
  • メールは得意じゃないけど、話は得意という人もいます
  • 簡単な技術はできるけど、一歩踏みこむとお手上げという人もいます

具体的なところでは、

デザイナーがシステム構築も得意ですということは稀ですし、
システムエンジニアがデザインも得意ということも少ないです。
稀に、両方こなせる人もいますが、あまりであったことはありません。

3.不得意なことを放置してもいいの?

不得意なことがわかったら、不得意なことは最低限できるくらいに留めて、得意なことを延ばしていくのもありです。社内にどうしてもその分野の仕事をできる人がいない、という場合は、頑張るしかありませんが、自分が不得意とする分野を、社内で出来るスタッフがいるのであれば、お願いすることで解決できます。

その時は、あなたの得意なことで、その人の不得意分野を手伝ってあげればいいのです。Win Winの関係であれば、どちらにとっても大切な存在になります。

いや人にお願いするのは……ということであれば、
道は険しいですが、克服してオールマイティになる道もあります。

無言

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