効率の良い仕事の方法

あの人の作業は効率がいいな
作業が早いんだよな
どうやっているんだろう

そんな風に思ったことありませんか?

  1. 効率化することがよいのか、悪いのか、
  2. 効率化することができるのか、できないのか
  3. 効率化できるとすればどのようにすれば良いのか

ちょっと覗いてみてみましょう。

この記事は「2020年11月08日」に書かれた記事です

1.効率化することがよいのか、悪いのか

「効率化」というとなんとなく、やることを省いていると思ってしまう人もいるかもしれませんが、「効率化」は決して手を抜くことではありません。作業の中から無駄なものを省き、よりスムーズに業務ができるようにすることです。

その結果としてわかりやすいのが「時間」です。
業務を効率化することで、「時間」を生み出すことができます。

制作時間を短くして、楽をしようという話ではありません。
制作の中で、効率化できる部分を作り出すことで、「時間」ができ、そのできた「時間」で、さらにホームページをよくするための施策ができます。動作1つとっても、よりよい動作に変更する余裕も出てきます。

もし、自分の仕事全体を効率化し、「時間」ができれば、新しい技術の習得や新しい企画の提案に時間を回すこともできます。

時間給だから時間が短縮されると困る、固定給だから時間がかかってもかからなくても一緒、という考え方は捨てましょう。
同じ時間でより多くの仕事をこなせるのであれば、時間給アップを願い出た方が健全です。

2.効率化することができるのか、できないのか

そうは言っても、効率化できることと、できないことがあります。
ホームページ制作に限ったことではありませんが、効率化できる内容としては単純作業や決まった作業などは効率化できます。

工場で働いたことがある人はわかると思いますが、ひとつのものを作るのに作業を分担して行っています。これは一人の人が最初から最後までの工程を踏むよりも、分業して行った方が作業効率が良いからです。

ホームページ制作の中で効率化できる内容の1例は下記です。

  • ワイヤーフレームの作成
  •  htmlの記述構成
  • 共通のCSS
  • よく使用するCSS、Jquery
  • WordPressの基本テーマセット
  • ソース・リンクチェック など

逆に効率化できない内容はどのようなものでしょうか。

  • ルール化されていない内容
  • 都度、判断が必要になる内容

これらは効率化できません。効率化しようとしても毎回ケースが異なるため、効率化できない部分の方が多く、そのまま作業した方が早いことが多いです。

具体的には、ホームページの構成。
基本となる考え方はありますが、作業として効率化することは難しいです。できることは、構成を起こすためのベースを再利用することくらいでしょうか。しかし内容は毎回異なるため完全な効率化はできません。

デザイン作成も同じものを利用することは厳しいです。

テンプレート(テーマ)をつかったホームページの場合は、ホームページの枠組みが出来上がっており、一部を変更するのみのため、ある意味では効率化されているといえるでしょう。

3.効率化は、どのようにすれば良いのか

この点を考えるには、効率の良い人が行っていることを見てみましょう。

効率のいい人

  • 無駄なことをしない
  • 仕事内容を把握している
  • 優先順位をつけて仕事をしている
  • 自分一人で悩まない
  • 効率を上げるためのツールを知っている
  • 時間に追われない

無駄なことをしない

無駄なことをしないというのは、厄介ごとを引き受けないということではありません。
達成しなければならない目標に向けて、必要なここは何かという点を把握した上で必要のない作業は行わないということです。

仕事内容を把握している(整理整頓する)

やみくもに仕事を始めてしまうのは、効率が良くありません。

  • 自分がやるべき仕事はどの仕事か
  • どれくらい仕事があるのか

把握することが大切です。たとえば、サイト全体で共通の文言の修正が入った場合、ひとつひとつ目視でチェックしていくのは効率が悪いです。検索ツールを使ってサイト全体を検索し、全置換すれば時間は短縮できます。

何をどうすれば、より簡潔にその仕事ができるのか、その方法を考え、思いつき、実践できることが大切です。

優先順位をつけて仕事をしている

自分が何をするのか全体を把握したのち、どの作業から順番に行えばよいか優先順位をつけて作業をします。

一見、効率化とは関係ないようにも見えますが作業の順番は大切です。何も考えずに目についた順に作業はじめてしまうと、急ぎの必要のない仕事を1番最初に対応し、急ぎで対応しなければならないものを後回しにしていまった、ということになりかねません。結果、慌ててしまいミスが出やすくなるという連鎖が始まることもあります。

自分一人で悩まない

効率の良い人が必ずしも一人で仕事しているわけではありません。
自分以外の人が対応したほうが良いと判断したら、ほかのスタッフや仲間の手を借りることも大切です。この仕事は嫌いだからやらないと人に仕事を押し付けるのはアウトですが、自分が1日考えてもできそうにないことを、ほかの人が10分で終わらせられるのであれば、聞いたり頼んだりした方がよいでしょう。

効率を上げるためのツールを知っている

考えながら仕事をしているでも少し触れましたが、効率よく仕事をしている人は効率を上げるためのツールを利用していることが多いです。たとえば一部ですが

  • 構文チェック
  • リンクチェック
  • 不具合(エラーチェック)
  • CSSの設定でもタイピングよりもツールを使った方が早い(※稀に例外はあります)など

仕事を始めた頃はページの修正がある場合、1ページずつ目視で修正している光景をよく見かけます。

  • ページの移管作業であれば一括で移動できる方法はないか
  • 文言の修正であれば、一括で修正できる方法はないか

など常に考えながら作業を行いましょう

この作業は「効率できるのではないか」と思ったら、google先生や、ほかのスタッフに聞き、その中で自分に合った方法を選択して利用していくと効率化をスムーズに行えます。

時間に追われない

時間がない! 忙しすぎる! と思っている時は時間に追われています。
ときおり物理的に処理できないほどの仕事がつまっていることもありますが、それ以外の場合、頭の中が混乱していることが多いです。

実はこれも非効率。
落ち着いて行えば10分で終わることが、慌てているためミスが出てしまったり、方法を間違えてしまったりと、余計に時間がかかることがあります。そんな時は自分の状況を整理して、時間をコントロールできるよう工夫しましょう。(「2-35 問題解決方法:もう何をどうしていいかわからない!!と焦ったら」近日公開予定)

効率化することは会社のためだけでなく、自分のためにもお客さんのためにもなります。できるとこは効率化し、生み出した時間で別のところに時間をかけましょう。
松江ブログ(M2エムツー)
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