原稿を流し込んだだけでいいと思っていませんか?

原稿が届いたので、ページの作成お願いします。
終わりました。
・・・

ページの作成をお願いし、出来上がったページを見たら、原稿そのままだった!
ということがあります。

あれ、何がいけないの?

と思った人は、要注意です!

この記事は「2020年11月07日」に書かれた記事です

  • 原稿を流し込むだけの問題点
  • 原稿をページにするときのポイント

原稿を流し込むだけの問題点

もらった原稿をホームページに流し込む
一見、悪いところはなさそうですが、「流し込んだだけ」という点が問題です。
もし、もらった原稿に見出しなどがついていて、整っているのであれば問題はありませんが、そんなきっちりした原稿を用意してくれるお客さんばかりではありません。

1000文字ほどの文章が、ずらっと、ただ書かれたwordの原稿をそのままホームページに掲載したらどうなるでしょうか? 読みにくくありませんか?

もらった原稿をわかりやすい形で、表現することも、ホームページ制作の仕事の一つです。

原稿をページにするときのポイント

原稿をページに起こすときは、最低でも下記のポイントを押さえておきましょう。

  • 見出しをつける
  • 箇条書きにする
  • 写真やイラストを入れる
  • 図に変更する
  • 表組みにする

見出しをつける

たいていタイトルはついていると思いますが、タイトル以外の見出しがついていなことは結構多いです。内容が300文字くらいであれば、それでもいいかもしれませんが、A4一枚程度、1000文字程度になったら、途中で見出しや小見出しを入れた方が可読性は上がります。

箇条書きにする

文章のままでも間違いではないのですが、箇条書き(リスト化)した方が読みやすく、簡潔に伝わるということもあります。

その際、順番が関係しているのであれば、
1、2、3・・・と数値のリストをつけ、
順番が関係していない場合は、「・」などの処理でよいかと思います。

たまに、1の下に(1)があり、さらに1) あることがありますが、
階層がわかりにくくなりそうなときは、順番が関係ない個所については、「・」に変更した方が見やすくなることもあります。

規約や個人情報保護方針などは勝手に変更すると問題があるため、箇条書きを変更してよいかどうかの確認が必要です。

写真やイラストを入れる

文字ばかりが続いてしまうと読みにくくなってしまうため(すみません。このサイト全体的にここに該当しています)、適宜、写真やイラストを入れるとわかりやすくなります。

ただし、当然のことながら全く関係のない写真やイラストに入れてしまうと混乱してしまうため、適当な写真やイラストがない場合は無理に入れない方がよいでしょう。

もしページ作成の段階で写真などの素材提供がなかった場合、写真を入れた方がよいと思う個所に仮の写真を配置しておき、お客さんにここに入るような写真素材はありませんか? とあとでまとめて確認するのもよいかと思います。最初に提供はなかったけど、「ああ、そういう写真ならある」という場合や「ちょっと撮影してみます」ということもあります。

提案してももし「不要です」ということであれば削除すればよいだけです。

図に変更する

説明が込み入っていてわかりにくい場合は、図するという方法もあります。ただし、あまり図を作成するのに時間がかかってしまう場合は見積との調整が必要になるため、図にしても問題がないかディレクター等に確認しましょう。

簡単な図で5分~10分で作成できるのであれば問題ありませんが、丸1日かかりそうな大作であれば一度確認した方がよいでしょう。これは先方が作った図をホームページに合わせてつくりかえる場合も同様です。

表組みにする

説明の内容を表組にした方がわかりやすくなる場合は表組にしましょう。その際、スマホ版での見せ方にも注意が必要です。

  • スクロールさせた方がいいのか
  • 左右の段組みを落として上下で見せていくのか
  • 文字を小さくして入る程度の表なのかなど、

表組のタイプに合わせて調整が必要です。

上記はほんの一例ですが、ページ作成の際は過剰に装飾する必要はありませんが、エンドユーザー(利用者)が読みやすく、またわかりやすい内容にするための工夫や調整は必要です。

松江ブログ(M2エムツー)

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