お客さんに考えさせてはいけない
最初はディレクターや先輩スタッフの指示で制作をしたり、先輩スタッフが行っていた業務を引き継ぎながら仕事をしていると思いますが、いつまでも、そのままというわけにはいきません。自分一人でホームページ制作の案件を処理(対応)するときがやってきます。
この記事ではその時の注意点を少しばかり書いてみようと思います。
最初はディレクターや先輩スタッフの指示で制作をしたり、先輩スタッフが行っていた業務を引き継ぎながら仕事をしていると思いますが、いつまでも、そのままというわけにはいきません。自分一人でホームページ制作の案件を処理(対応)するときがやってきます。
この記事ではその時の注意点を少しばかり書いてみようと思います。
この記事は「2020年11月01日」に書かれた記事です
これ、よく見かける光景です。
今まで、ディレクターや、先輩スタッフに確認していたことをそのまま、お客さんに確認してしまっているというパターンです。
ページの内容に不明瞭な点がある場合や、お客さんにしか判断できないことは、当然お客さんの確認が必要です。重要な局面で確認を怠ると「いやそれは違う」とひっくり返され、後で痛い目にあうこともあります。
しかし、お客さんは、
という理由から、制作会社に依頼をしています。
ところが依頼しているはずなのに、次から次へと質問が来るとどうでしょうか。
たとえば、
お客さんは聞かれるたびに考えなければなりません。
考えたところで、何が正解かお客さんにはわかりません。
ホームページ制作の専門家として、たとえば
最終的な仕上がりはお客さんの確認が必要ですが、お客さんの時間をできるだけ奪わずに、お客さんの求めているホームページを制作することが大切です。
自分では判断できないから、後から何か言われるくらいなら確認しておこうと、頻繁に確認することはやめましょう。
1と同じような内容ですが、指示を仰ぐこともアウトです。
お客さんは自分のホームページを最大限良いものにしたいと思っています。もちろん、製作スタッフも同じですが、現実的な問題として制作費(予算的)なことも考慮しなければなりません。採算度外視でホームページを作ります、では、時間も費用も大幅に超えてしまいます。
決められた通りにしか絶対に作らない、というのは少し柔軟さにかける気がしますが、私個人の感覚では決められた予算や時間の中で、最大限のホームページを作ることが仕事だと考えています。
お客さんにメールで確認しようとすると、ついつい長い文章になってしまうということがありませんか? それ
などの原因になります。質問の内容はできる限り簡潔にしましょう。また、お客さんの回答が必要な場合は、選択肢をつけることで、お客さんが考えなくても済むようになります。
例えば、
【1】●●●
【2】△△
【3】上記以外(具体的にお知らせください)
としておけば、回答を用意するのではなく、選択肢から選べばよいだけになります。確認する内容を工夫することで、お客さんが考えなければならない時間を最小限にすることができます。
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