勘のいい人、悪い人、要領のいい人、悪い人

同じ時期に入社しても、すぐに仕事を覚える人、なかなか覚えられない人、いろんな人がいます。

  • 要領のいい人、悪い人
  • 勘のいい人、悪い人

そんな言い方をすることがあります。自分は要領が悪い・・・と思っている人の中にも、実は勘のいい人もいますし、要領がいい人の中にも、勘の悪い人もいます。

あなたはどんなタイプでしょうか。

この記事は「2020年10月12日」に書かれた記事です

まず、要領のいい人と要領の悪い人をざっくり見てみましょう。

要領のいい人

  • 教えてもらったことだけでなく、教えてもらってないことも、なんとなくできてしまう人
  • 物覚えがよく、要点をつかんで作業ができる人
  • 場の雰囲気を捉えて、素早く行動する人

要領の悪い人

  • 覚えることに時間がかかり、言われたことがなかなかできるようにならない人
  • 応用力があまりなく、不器用な人
  • 場の雰囲気をつかめず、または、掴んでもなじむことができない人

次に、勘のいい人と勘の悪い人も見てみましょう。

勘のいい人

  • 1を教えてもらって10できる人
  • 教えていないことも、だいたいこんな感じとできてしまう人
  • ものごとの本質を見抜く力がある人

勘の悪い人

  • 10教えてもらって、1覚える人
  • ものごとの本質がなかなか見抜けない人
  • 感覚的な捉え方ができない人

私見も入っていますが、要領のいい人と勘のいい人、要領の悪い人と勘の悪い人。
似ているようで、少し違いがあります。

ああ、私は感が悪い
要領が悪い

と落胆することはありません。
要領がいいから、いい、ということではありません。

要領がよすぎると、途中でそれ以上やらなくなる、うさぎタイプの人もいますし、要領が悪いからと言って、もう人生終わりだ、ということも決してありません。結局は、頑張らなければ、頑張った人に追い抜かれます。うさぎとカメ理論ですね。

タイプだけわかっても改善できないので、ちょっとだけ、注意点・改善を見てみましょう。

要領がいい人の注意点

  • なんでもぱっとこなせてしまうので、それ以上のことを求めないことがある
  • その場の雰囲気で乗りきるが、仕事が高度になっていくと容量だけでは乗り切れない壁が来る
  • 自分一人でできないことはすぐに相談または人に頼るため、その癖がつくと自分の中に経験値や技術力が残らないことがある

かなり極端かもしれませんが、要領がいいことにあぐらをかいていると、いつの間にか亀に追い抜かれるということは、実際にもある話です。私の会社にも、要領はいいんだけど、こういうところが足りてないんだよなぁというスタッフはいました。

要領が良いと、何でも直ぐにできてしまいますが、できてしまっているように見えているだけ、ということもあるので、しっかりと地に足をつけて、その要領の良さを活かすよう努力することが大切です。

勘のいい人の注意点

勘のいい人の中でも、要領が悪いという人の注意点が、さまざまなことを引き受けてしまうということです。

物事の本質を見抜く目があり、今なにが必要で、何を求められるか、がわかるため、それに答えようとして、引き受けてしまうために起こります。要領がよければ、そのまま乗り越えられるのですが、要領が悪いと、求められる内容に押しつぶされてしまうこともあるので、注意しましょう。

要領の悪い人の注意点

典型的なのは、覚えが悪く、ミスが多いなどではないでしょうか。
要領のいい人になりたい! と思っても、本質的なことを変えることは難しいので、コツコツ頑張るしかありません。要領のいい人にならなくても、すぐにできなくても、コツコツやっていれば必ずできるようになる時は来ます。

要領の悪い人の場合、仕事のやり方を変えていくことで、マイナス面を補っていくこともできるので、諦めないことが重要です。具体的にどうすればよいか、それはこのコンテンツ全体で、こういうことがあるという「あるある」を掲載してゆくので、参考してもらえればと思います。

勘の悪い人の注意点

個人的には勘が悪いということは、さほど気にすることではない気がします。勘がいい方がいい、と思うかもしれませんが、勘が悪いからと言って致命的な何がかあるわけでもありません。勘がよくなるように努力するよりも、別のところを延ばしたほうが良いかと思います。

見ている人はちゃんと見ている

  • 要領のいい人は良いよな、と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
  • コツコツやらなければ、必ず、頭をガツンとやられる時が来ます。
  • 中身がなければ、わかる人には透けて見えてしまいます。

あなたの会社の社長はそんなことを見抜けない人ですか?
おだてられて嬉しそうに笑っています、と思うかもしれませんが、それは、見抜けないふりをして、うまく対応しているだけかもしれません。

もしそれで、コツコツ頑張っているあなたにつらくあたるようならば、そんな会社はやめた方がいいでしょう。人を見抜く力のない人の下で働くことは、苦痛の何者でもありません。

かくいう私自身、自分で言うのもなんですが、勘がいい方だとは思いますが、地頭が悪く、要領も悪いです。手先は器用ですが、全体としては不器用なため、今の仕事をするにも自分の作業と向き合って、一つ一つ改善するしかありません。このホームページではその日々で培ってきたものを、もし同じように躓いている人がいたら、こんなやり方で改善できる、と書き始めました。

この世界は生まれた時から不公平です。差があります。それが現実です。

要領がいい人や勘がいい人がコツコツやれば、出発地点が異なるので、最終的な到達点への時間は、要領がいい人や勘のいい人の方が格段に速いです。でも、それでもいいではないですか。その人が目指すところと、自分の目指すところが違っているのであれば、何の問題もありません

  • 自分は要領が悪い。
  • 勘が悪い。
  • だから人の3倍頑張ろうと、覚悟を決めてしまいましょう。

なんでもできるようにみえても、100%できる人というのは稀です。
たとえば、技術的なことは右に出る者がいないくらい出来るけれど、空気が読めない(読まない?)とか、お客さんとのやり取りがうまくいかないとか、足りないところはあるはずです。逆に、あたなに、その部分が備わっているなら、お互いに協力すれば、こんな強いバディはいません。

余談ですが、
私は、要領のいい人を見て羨ましいと思ったことはありませんが、頭の良さがずば抜けている人に出会うと、心底羨ましいと思うことがあります。要領の良さとも勘のいい人ともことなり、名門大学に通っている頭のいい人とも違います。本当にずば抜けた頭の持ち主は、すぐにわかるほど別格で、どれほど努力してもそこには到達できないだろう、という俗にいう天才的な人。稀に、このタイプの人に出会うと、脱帽していまいます。
松江ブログ(M2エムツー)

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