無理です。できません。費用かかります。その答えですアウトです。

お客さんから要望があったとき、即答で

それは無理ですね
費用がかかります

と答えていませんか? 間違ってはいないかもしれませんが、それアウトです
では、どうするべきか見てみましょう。

この記事は「2020年11月14日」に書かれた記事です

  • 「無理です」は、調査のあとで
  • 「費用かかります」は、代替手段も提案しよう

「無理です」は、調査のあとで

お客さんから相談を受けるようになったときに、ついつい「無理です」と答えてしまうことありませんか。自分を軸に考えると「技術的にできない」=「できません」となってしまうからです。でも、もしかしたら他のスタッフだったらできるかもしれませんよね。

これは新人さんに限ったことではないのですが、お客さんではなくディレクターから「こういう動作をしたいんだけど」と相談があったとき、「できません」と即答してしまうことがあります。これ、ついついやりがちです。

無理だ。

と思ったときは、まずは一呼吸置き、できる方法がないかを考えてみましょう。とっさに「できない」といったことが10分後に「できるな」に変わっていることもあります。もし本当にできなかったとしても

  • 調査しないで「無理です」というのと、
  • 別のスタッフに聞いてみたけど無理だった、Google先生に聞いてみたけど無理だった

というのでは、意味合いが全く異なります。

いろいろ調査したのですが無理そうです

となれば、外部に委託するなどの方法も視野に入ってきます。

「費用かかります」は代替手段も提案しよう

要望はかなえることができるものの費用がかかってしまう場合は、代替処理を提案して選んでもらうことも必要です。

お客さんから「こういうことをしたいんだけど「と相談されたとき、「ああ、それできるけど技術的には高度だから工数がかるんだよな」と思ったら、「費用がかかります」という即答はせず、「その方法だと費用がかなりかかってしまうので、ちょっと他の方法がないか調査してみます」と答え、調査しましょう。

調査後は、選択肢が増えます。

  1.  かなり作業工数がかかるので費用がかなりかかってしまいます。
  2. すべて同じというわけには行かないですが、この方法であれば、この機能は使えます。

結果的に1の方法しかないのならば費用が高くても改修するかもしれませんし、もし代替案があれば費用を抑えられる2の方法を選択するかもしれません。また、1と2どちらも納得できず悩んでいる場合、そもそもかなえたい要望が「費用対効果は薄い」可能性が高いのであれば、要望自体をあきらめてもらうという方向性もあります。

無理です
できません
費用がかかります

この3つの言葉を使おうとしたとき、もう一度、何か方法がないのか考えてみましょう。

松江ブログ(M2エムツー)

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