ホームページ制作MATSUTE BLOG

この記事は「2020年10月18日」に書かれた記事です

実は、すべて正解です。
きちんとしているところであれば、どこに頼んでもホームページは出来上がります。
ただし、少しずつ事情が異なります。

まずは、どこに依頼すればよいのか、目安を探ってみましょう。

• 制作するホームページはどのくらいの規模なのか
• どのような内容のホームページを制作するのか

その他にも様々な目安がありますが、まずはこの2点から探ってみます。

制作するホームページはどのくらいの規模なのか

1. 10ページほど
2. 30～60ページほど
3. 100ページ以上
4. 1000ページをはるかに超える

1と2はフリーランスの方でも十分に作れる規模です。

3の100ページを超えるくらいになると、フリーランスの場合、制作期間や内容にもよりますが、制作できる方とできない方とでてくると思います。

もし、それでもフリーランスの人にお願いしたいということであれば、ホームページの骨組みだけを作ってもらい、100ページの中身については、自分たちでつくっていくという方法をとれば、フリーランスの方でも問題ないかと思います。ただし、100ページを自分たちで作る、というのはかなり時間も労力もかかる作業となります。

フリーランスの場合一人で制作するため、ページ数が増えれば当然かなりの時間が必要になります。その点からフリーランスの方の境界線は3　100ページ以上になってくると思います。

では、中小企業のホームページ制作会社や大手のホームページ制作会社はどうでしょうか。

中小企業のホームページ制作会社であれば、１～３は、問題のないボリュームです。
となると「4の1000ページをはるかに超える規模」が、中小企業のホームページ制作会社の制作できるか、できないか、という境界線となってきます。

ひとくちに中小といっても、人数も規模も様々ですので、当然、引き受けられる会社もありますし、うちはリソース的に厳しいということもあります。

では大手のホームページ制作会社一択でお願いした方がよいのか、というと、そうとも限りません。大手のホームページ制作会社の場合、費用がかなり高くなることが見込まれます。プロジェクトにかかわっているスタッフの数も違いますし、もともの金額設定も異なります。

プランナー、アートディレクターといった、ホームページの内容等から一緒に練り上げて、作っていく場合は、大手ホームページ制作会社の方がノウハウはたくさん持っているので、安心かと思います。

大規模なホームページでも、コンセプトや構成はすべて決まっていて、それをホームページとして形にしてほしいという場合、中小企業のホームページ制作会社でも問題なく制作できるところは、たくさんあります。

その場合、大手のホームページ制作会社よりも費用を比較的抑えられることも多いです。

どのような内容のホームページを制作するのか

1. 会社案内を目的としたサイト
2. 店舗の紹介サイト
3. 商品販売する（オンラインショップのある）店舗のサイト
4. 会員サイト

フリーランスの場合は、その人個人が持っている技術によって制作できるホームページの内容が変わってきます。たとえば、オンラインショップであれば、楽天やヤフーショップ、カラーミーなどのサービスを利用する、ECキューブのようなCMSを利用して１から作成するなど、その道に詳しいフリーランスの方であれば制作は可能となります。

ただし、カード決済機能や、会員サイトのような個人情報を取り扱う場合、MDA契約（MDA秘密保護法）などを結ぶ必要が出て場合など、フリーランスの方にすべてを依頼するのが難しくなってくるケースもあります。

そういった点を考慮すると１と２については問題なく、３と４については要件等が必要ということなります。（※すべてではありません）

では、中小企業のホームページ制作会社の場合はどうでしょうか。

１～４ほぼ問題なく制作できます。ただし、会員サイトを作りたいという場合で、その会員サイトの仕組みが、かなり高度なシステム構築が必要になってくる場合は、会社によっては自社で対応できないということもでてきます。その場合、提携しているシステム会社と共同で開発するなどの制作も考えられます。

大手のホームページ制作会社であれば、費用はかかるものの１～４すべての制作が可能です。（※大手の中にも規模の違いがあるので、その点は確認が必要です）

自社（自分）のホームページの規模や業種によって、おおよその目安がついてきたでしょうか。では次に、どれくらいの費用がかかるのか、ざっくり見てみましょう。（「7-5　ホームページ制作を依頼したら、かかる費用ってどのくらい?」）