職業訓練校、webの学校に通っています! その自負捨ててください

最初に行っておきますが、職業訓練校やウェブの学校で通うことは、決して悪いことではありません。ただ、職業訓練校は技術的なことのほんの触りだけを教えていることが多く、実務的なことを教えているところはほぼありません。もちろん時間的な余裕も、費用的な面からも、精一杯なのだと思いますが、

正直、職業訓練校をでても、実践では役に立たちません。

この記事は「2020年10月05日」に書かれた記事です

職業訓練校などで基本的な技術的を知ることは大切ですが、それは本当の基礎の基礎で、仕事としてその技術を活かすには、その基礎を発展させていく力ないとできません。それは自分で覚えていかなければならないことですが、それを知らずにホームページ制作会社に入ってくると、挫折してしまう人もいます。

もし無理をいっても許されるのであれば、職業訓練校で教える内容を変えてほしいとさえ思います。もっと、ホームページ制作会社に入ってから仕事ができるよう、実践で役に立つことを教えてあげて欲しいです。

必ず作っている「ポートフォーリオ」の落とし穴

職業訓練校などで今までやってきたことの総決算として、ポートフォーリオを作り、制作したサイト掲載している人も多いです。もちろん、作った方が作らないよりは良いのですが、実践という面から見ると、ポートフォーリオは役に立たないと個人的に感じます。

それは、作ったものの作品集でしかないからです。

お、これはすごいね。

というホームページをのせている人もいます。当然、こちらとしてはどれくらいの期間で作ったの? と聞きます。

半年くらいです。
・・・。

ホームページ制作会社に入り、1サイトをつくるのに半年かかっていたら仕事になりません。

こっちのバナーもなかなかいいね。これはどれくらいで?
3日かかりました。
・・・。

バナー1つ、3日も無理です。

そんなこと言っても初めてだから時間がかかっても仕方がないじゃないか。
という言い分はごもっとも。確かに、最初は時間がかかるものです。

でも、自慢げに、これは、3カ月で作りました。5時間で。10時間で作りました。
なんて決して言ってはいけません。それは胸を張って答えるべき点ではないです。どちらかといえば、技術力がまだ足りないので、10時間もかかってしまいました。というべきところでしょう。

職業訓練校やWebデザインスクール(Webの学校)に通ったことは、基礎を身に着けたに過ぎません。学校に通って卒業した、卒業制作も作った。という自負は不要です。

厳しすぎる……

と思うかもしれませんが、そこに満足してしまっては次に進めません。

学校に通って卒業した、卒業制作も作った、だから、これからも作っていける。大丈夫。そういった「自信」は捨てる必要はありませんが、卒業=ホームページ制作のできる人ではないため、卒業したことにはさほど意味はないのです。

松江ブログ(M2エムツー)

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