大手と中小、ホームページ制作会社の違いって何?

ホームページ制作会社について、「大手」と「中小」との違いで、何が異なっているのか見てみましょう。かなりざっくりですが、以下の点が異なります。

  1. 受注するホームページの規模が違う
  2. 仕事の受け方が違う

この記事は「2020年10月02日」に書かれた記事です

1.受注するホームページの規模が違う

まず、受注するホームページ規模について触れておきます。
明確な規模の規定がないため、かなりあいまいですが、下記のような規模感に分類できます。

  • 基本的なページのみの構成(会社案内や業務案内など):10ページ程度
  • 基本的なページ+独自コンテンツなどのサイト:20~80ページ程度
  • 上記+ページ数が100ページ以上となるようなサイト
  • 独自のシステムを持つサイト

ホームページを作ろう、リニューアルしよう、と思った場合、自分の会社と同程度のホームページ制作会社か、それよりも少し小さめのホームページ制作会社に依頼する傾向があります。

実際には大手に頼んだほうが安心なので、大手にしようと思い、費用がかかるなぁと思って、中小企業を選ぶというながれかもしれません。逆に大手の企業が、社員数名の会社に率先して依頼する、ということも少ないかと思います。

大手のホームページ制作会社の場合

上記で触れたように、大手のホームページ制作会社の場合、依頼先のクライアントが、大手企業等ケースが多くなります。

また、大手のホームページ制作会社の場合は、ホームページ制作のみではなく、たとえば、動画撮影や翻訳、システム構築など、ホームページ制作関連の業務を複数行っていることも多いため、自社ですべての仕事を行うことができる仕組みが整っています。。自ずと制作するホームページの規模は大きくなります。

小さなホームページ制作会社の場合

ホームページを作るということに特化している会社も多いため、ホームページ制作以外の業務に関しては、他社と提携して行っていることも少なくありません

基本的にはホームページ制作のみとなるため、制作するホームページの規模は大きくありません。また、スタッフの人数や構成にも限りがあるため、受注できる規模にも限界があります。(「1-4 大手と小さなホームページ制作会社のスタッフの構成の違い」)

2.仕事の受け方による違い

  • 直接取引
  • 下請取引

直接取引は、クライアントから直に仕事を引き受けて自社で制作を請け負います。
大手の場合は、ほぼ直取引かと思います。

下請取引の場合、大手企業や代理店経由で仕事の依頼を受けて、ホームページを制作します。中小企業のホームページ制作会社の場合、自社で直接受注する場合と、大手から依頼されてホームページを制作する下請取引があります

下請業務となる場合、クライアントとのやりとりは、大手企業や代理店の担当者が行います。
※打ち合せに同行・同席することはあります。

私の会社ではあまり下請けの仕事を行いませんが、

  • 自社の都合で決められないこともたくさんあり
  • 予算規模が最終的には大きくなりやすく
  • 求められる制作物の成果が重くなる
  • スケジュールがタイトになりやすい

という傾向があるように思います。

また、直接クライアントと話ができるわけではないため、窓口なっている担当者が状況を理解していなかったり、YESマンだったり、また制作側の意見を全く聞いてくれない場合、制作が難航することもあります。

ホームページの規模、取引方法は会社の経営部分に関することが大きいため、働くスタッフに直結してくる、大手と小さなホームページ制作会社のスタッフの構成の違いを見てましょう。

松江ブログ(M2エムツー)

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