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この記事は「2020年12月13日」に書かれた記事です

• .htaccessファイルの書き方・作り方
• .htaccessでできること
• .htaccessの階層

.htaccessファイルの書き方・作り方

.htaccessファイルは、Windowsの「メモ帳」などのテキストエディタで作成できます。編集にはメモ帳ではなく、テキストエディタを使うと記述ミスを減らすことができます。（「3-8　テキストエディタって何？　どれがいいの？（近日公開予定）」）

.htaccessファイルを作る際には、以下のルールを守りましょう。

• ファイル名は「.htaccess」にする（普通に保存してしまうとhtaccess.txtとなりがちですが、「.htaccess」というファイル名が完成形です）
• 文字コードは「UTF-8」（BOMなし）
• 改行コードは「LF」を選択
• 文章の最後に必ず改行を入れておく

.htaccessでできること

.htaccess は、Webサーバーの基本的な動作をディレクトリ単位で制御するためのファイルです。通常のホームページ制作では、主に下記のことを行うのに使用します。※サーバーによって若干ルールが異り、稀に.htaccessを置けないサーバーもあります。

1. wwwありなし統一
2. https（SSL化）の記述
3. リダイレクト処理
4. PHPのバージョン設定
5. Wordrpessの設定
6. BASIC認証
7. IP制限　などなど。

技術的な説明を１ページに収めてしまうとわかりにくくなってしまうため、上記の１～7については順を追ってご紹介します。よく使う内容なので覚えておくと便利です。

• 3-4　ドメインの「www」ってなんだっけ？wwwありなし統一（明日公開予定）
• 3-5　常時SSLのリダイレクト処理。どうなるLet’s Encrypt問題（近日公開予定）
• 3-6　書き方いろいろ「301リダイレクト」（近日公開予定）
• 3-7　まだまだある「.htaccess」の設定（近日公開予定）

.htaccessの階層

.htaccessはディレクトリごとに置くことができます。ただし、.htaccessを置いたディレクトリ（フォルダ）以下すべてに影響を及ぼします。

たとえば、下記のようなフォルダ構成の場合
※（1）（2）は説明のため付けています

• サーバー直下
• .htaccess（1）
• index.html
• companyフォルダ
  • htaccess（2）
  • accessフォルダ

（1） はサーバーの直下に置いてありますので、（1）の.htaccessに設定した内容は、以下のすべてのフォルダに影響を及ぼします。上記例の場合は

• index.html
• companyフォルダ
• accessフォルダ

（2） は、companyフォルダの中に設置されているので、company以下に影響を及ぼします。

Companyフォルダ以下には、（1） の設定と（2）の設定が影響を及ぼしていることとになります。