制作会社にホームページの運営を依頼するメリット、デメリット

ホームページを公開し、納品となったあとはどうなるのでしょうか?
基本的には、ドメイン・サーバーの管理をはじめ、更新作業等も含めて、すべての作業をお客さん側で管理・対応することになります。

  • なんか忘れそう
  • 時間がない など、

自分たちで行うは厳しいと思ったら、これらのことを代行して行う保守(運営)サービスを利用してもよいかと思います。では、そのメリットやデメリットをご紹介します。

この記事は「2020年11月30日」に書かれた記事です

  1. 保守(運営)サービスとは?
  2. 保守(運営)サービスを利用するメリットとデメリット

まずは、保守(運営)業務というものがどんなものか確認してみましょう。

1.保守(運営)サービスとは?

ホームページ制作会社の主な業務はホームページ制作ですが、それ以外にもホームページ制作に必要な業務を行っているところはあります。

たとえば、

  • ホームページに必要な動画や写真を撮影する
  • 英語サイトを作る場合に翻訳をする
  • 原稿を代筆するライティングなど

上記は主に制作の一部に含まれるサービスです。
大手のホームページ制作会社の場合は自社で全てを行っているケースが多く、小さなホームページ制作会社の場合は他社と提携して行っているケースが多いかと思います。

上記のサービスに以外にも、ホームページ制作会社が行っているサービスとして保守(運営)があります。たとえば、下記のような業務を代行して行うサービスです。

  • ドメインの管理
  • サーバーの管理
  • システムのバージョンアップ対応
  • バックアップ対応
  • ホームページの更新作業代行
  • メンテンナンス対応など

次に、保守(運営)を依頼するメリットとデメリットをみてみましょう。

2.保守(運営)サービスを利用するメリットとデメリット

保守(運営)を依頼するメリット

  • 更新作業に時間をとられない
  • 込み入った内容でも問題なく更新できる
  • システムのアップデートや、バックアップも対応してもらえるので、システムを最新の状態に保つことができる(※システムを最新の状態に保つことはセキュリティの強化につながります
  • メインやサーバーの更新を忘れないで行える

上記の他にも、

  • 困ったことを相談しやすい
  • 不具合などの障害が起こった時に比較的直ぐに対応してもらえる

などのメリットもあります。

単体の依頼の場合は、見積もり→修正という流れになりますし、ホームページ制作会社の業務が詰まっている場合、保守が優先となることも多いです。

保守(運営)を依頼するデメリット

  • 固定費用がかかる
  • 更新を依頼する場合は、更新原稿を準備しなければならない
  • 基本的にはホームページ制作会社の営業時間内での対応となる

会社のサービス内容やプランなどによっても変わってくると思いますが、概ね上記のようなメリットとデメリットがあります。

保守(運営)代行については内容を公開しているところもあれば、公開していないところもあります。たとえ、公開していなかったとしても、守備範囲(どこまでが保守で対応できるか)は決まっているはずなので、ホームページ制作会社に依頼する場合、

  • どのようなことが保守の中でできるか
  • 費用はどれくらいかかるのか

必ず、確認することをお勧めします。

契約形態によっても異なりますが、たとえば1年間使ってみて、必要がないなら辞めるということもできますし、自分たちでやってみて、やっぱり依頼したほうが良さそうだと思ったら、途中からお願いしてもよいかと思います。

なお、制作をメインにしている会社やフリーランスの方に制作してもらった場合などは、保守(運営)サービスを行っていないこともあります。通常行っていないところに無理矢理お願いすると、レスポンスが悪くなったりするので、無理強いをせず、保守(運営)業務を行っているところに依頼する方がよいでしょう。(「7-44 レスポンスの遅いホームページ制作会社(近日公開予定)」)

松江ブログ(M2エムツー)

HOME > ホームページ制作 > ホームページを作りたい人に > 制作会社にホームページの運営を依頼するメリット、デメリット

ページトップへ