ホームページ制作MATSUTE BLOG

この記事は「2020年10月24日」に書かれた記事です

ホームページ制作の主な流れ

お客さんの紹介というケースでは発注から入るケースもありますが、ホームページの制作をいきなり発注する人は稀です。まずは、見積もりを依頼し、どれくらいかかるのかを確認するところから始めるかと思います。

まずは、ホームページが公開されるまでにどのような内容があるのか、ご紹介します。（※もしかしたら、制作会社によって若干異なる部分もあるかもしれませんが、大きな流れはそれほど変わらないかと思います）

1. 見積もり
2. 打ち合わせ
3. 発注
4. サイトの仕様を決定
5. デザイン作成
6. システム構築
7. 公開

1．見積もり

見積もりについては、各ホームページ制作会社でフォーマットを用意していることもありますし、口頭ベースでお伺いして、概算を出すこともあります。いずれにしても、

• どのような内容のホームページで
• どのくらいのボリュームのホームページを作り
• どのような更新等を希望しているのか

など、細かくわかれば、わかるほど、見積もりは詳細になります。
細かく決まっていない場合、かなりざっくりとした見積もりとなるため、発注前の正確な見積もりとでは変動する可能性が高いです。（「7-21 ホームページを作るときに用意しておいた方がよいもの（近日公開予定）」）

2．打ち合わせ

打ち合わせは、見積もりの前のこともありますし、見積もり前と後、二度行うこともあります。これはお客さんの事情や、ホームページの内容などによっても異なります。ホームページの仕様でシステム構築部分が多くなれば、打ち合わせは多くなる傾向があります。

一度、仕様が確定した後は、比較的その後の打ち合わせはなく、メール・電話などで制作が進行し、納品まで至るケースもあります。

3．発注
4．サイトの仕様を決定

発注段階でサイトの仕様が確定している場合もあれば、発注後に仕様を確定して制作をスタートするケースもあります。いずれにしても、次のデザイン工程の前までには、ホームページの仕様確定が必要になります。

5．デザイン作成

仕様が決まったところで、デザイン制作が始まります。
お客さんの要望や参考サイトなどを元に、ホームページのデザインを制作します。ときどき、この段階で、「これでよいです、公開してください」というお客さんがいらっしゃるのですが、次の工程であるシステム構築を行わないと公開はできません。

デザインは、いわば、完成予想図です。
イメージ的には写真と同じく１枚の画像データなのです。

次のシステム構築の工程に入ってしまうと、デザインの調整が厳しくなることもありますので、「なんだか、このデザインはしっくりこないな」という場合、デザインが確定してしまう前の段階で、しっかり意向を伝えることをおすすめします。

6．システム構築

決定したデザインを元に、システムを組んでいきます。
WordpressなどのCMSを利用する場合は、この段階で、落とし込んでいきます。実際のホームページの形として、ボタンを押したり、画像が切り替わったりなどを確認できるようになるのは、この作業が進行してきた時点となります。

システム構築が終わるとページ作成となります。
この辺りからお客さんの確認作業も頻繁になってきます。ホームページ発注時に原稿が順で来ていない場合は、遅くともシステム構築が始まる前までに準備しておくと、ホームページの制作はスムーズに進みます。

7．公開

6までの作業は【テスト環境】と呼ばれ、実際には公開されていない状態での作業スペースで行われています。

• ホームページの形ができあがり、
• 原稿がすべてはいり、
• 写真・画像などのセットも終わり、
• ブラウザ感での表示の調整などを完了したら、
• いよいよ公開となります。

最初に触れたように、ホームページの制作期間はボリュームによって異なりますが、大まかな流れは概ね上記の流れとなります。

ホームページの規模として、30ページ以内であれば、ホームページ制作に必要な期間は、3ヶ月程度という目安というところが多いのではないかと思います。

ただし、各作業の終了段階、または途中経過の時点で、お客さん側の確認作業がはいるため、この確認作業が忙しくてできない場合などは、制作期間が延びてしまう可能性もあります。