ネットショップはどこがいい? 楽天、ヤフー、カラーミー、ECキューブ、メルカリ

ネットショップの制作は、カート(購入システム)を利用するため、通常のホームページ制作とは少し異なります。私の会社ではあまり使わないサービスもあるのですが、ネットショップ系のサイトを作りたいという方も多いと思いますので、少し触れておこうと思います。

この記事は「2020年10月22日」に書かれた記事です

  1. ネットショップサービスの種類
  2. ネットショップサービスの違い
  3. ネットショップに必要な機能とは

1.ネットショップサービスの種類

ネットショップと一口に言ってもさまざまな形態があります。
かなりざっくりですが、大きく下記の3つに分けてみます。

  • レンタル系ショッピングカート
  • 出店型(モール型)ネットショップ
  • システム構築が必要なショップ形態

この中にも今はかなりたくさんのサービスがあります。
プラットフォームごと貸しているところもあれば、カートの仕組みだけを利用できるところもあります。

レンタル系のショッピングカート

主なレンタル系のショッピングカートは、下記のようなものがあります。

出店型(モール型)のネットショップ

主な出店型(モール型)のネットショップは、かなりの有名どころなので、ショップとしては出展したことはないけど、購入したことはあるという方も多いのではないでしょうか。

  • Yahoo!ショッピング
  • 楽天市場
  • Amazon
  • ポンパレモール
  • au PAY マーケット
  • ZOZOTOWN
  • ぐるなび食市場

システム構築が必要なショップ形態

レンタル系ショッピングカートの中にも、ある程度のシステム構築が必要なところもありますが、レンタル系の場合、基本的には構築しなくても良いことが前提のサービスのため、下記の2つに絞らせてもらいました。

  • EC-CUBE
  • Zen Cart

2.ネットショップサービスの違い

  • 場所を借りての運営
  • 独自ドメインで開店できる

場所を借りての運営

Yahoo!ショッピングや、楽天市場などの出店型(モール型)のネットショップの場合は、場所を借りてお店を開く形になるため、基本的に独自ドメインでの開店はできません。それに対して、EC-CUBEなどのシステム構築が必要なショップ形態の場合は、場所を自分で準備し(サーバーを借りて)、独自ドメインでの開店となります。

この中間が、カラーミーショップやMakeShopなどのレンタル系のショッピングカートです。
レンタル系のショッピングカートには、

  • 場所を借りてお店を開店するタイプと、
  • カートの機能だけを利用して、独自に制作したホームページと連動させて、出展するタイプがあります。

3.ネットショップに最低限必要な機能とは

  • ショッピングカート
  • 決済サービス
  • セキュリティ
  • 受注管理システム
  • メール配信

ホームページの構築は基本となる部分のため、必要な条件から除いています。

ショッピングカート

まず、必要なシステムは「ショッピングカート」機能です。
いわゆる「カート」「買い物かご」と呼ばれて、商品をかごにいれて購入するシステムです。

商品の登録方法や販売方法ともかかわってきますが、複雑な計算ができるものと、できないものとあります。

たとえば、Tシャツが色違いで3枚あったとします。
赤 x 1000円
青 x 1500円
黄色 x 2000円

この表示をページごとに設定しなければならい形と
同一ページに複数のカートが置けるものとがあります。また、

赤S x 1000円
赤M x 1500円
赤L x 2000円 という商品があった場合、

3種類のカートを用意しないといけないものと

赤「サイズ選択」x「枚数」で、金額を自動計算してくれるものとあります。
赤【サイズ選択】x枚数 = 金額

※金額を自動計算してくれる形は、モールなどの提供型ではほぼないです。
 そのため、S、M、Lで金額が異なる場合は、それぞれ用意する必要があります。

決済サービス

次に必要になるのが決済サービスです。
銀行振込や代金引換のみであれば、決済サービスを導入する必要はありませんが、クレジットカードやコンビニ支払いなどの決済方法を利用する場合は、必要となります。

モール型の場合は、サービスの一部に組み込まれており、どの支払方法を使うかによって、使用料や手数料が変わるという形式が多いです。また、システム構築型のショップの場合も独自に決済サービスを作ることはほぼありません。決済サービスを行っている会社を利用して、ホームページと連動させて使用します。

セキュリティ

ショップではないホームページでも、お問い合わせフォームなどを設置する場合は、個人情報を扱うことになるため、セキュリティは重要ですが、ショップ系のホームページの場合は、より多くの個人情報を取り扱うため、セキュリティは必須中の必須になります。

クレッジトカード決済などを行う場合、利用しているサービス会社側にクレジット情報が残り、自社で保持しないことがほとんどです。もし保持できるような仕組みだとしても、保持しないことをお勧めします。

受注管理システム / メール配信

この2つは必須ではないですが、あった方が便利ですし、基本的には備わっています。

  • 受注管理システムは、注文が入った際の情報や、履歴、対応が管理できるもの
  • メール配信は、受注に対してメールを送ったり、配送時に、配送しましたというメールを送信できるシステムです。

メールは自分のメールソフトなどから送ることもできますが、受注管理システムと連動していれば、どのお客さんに対して、どこまで対応しているかが一目瞭然のため、管理しやすくなります。

この記事では、ネットショップの基本をざっくりとご紹介しました。
いずれ機会があれば、各ネットショップについても書いてみたいと思います。

松江ブログ(M2エムツー)

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