契約前にチェック!そのドメイン自分のものになりますか?
比較的、何の準備もいりません。サーバーもドメインもご用意しますといったプランに多いのが、ホームページを作り変えたいと思ったときに、ドメインを渡してくれない(譲渡してくれない)という契約プランです。
ドメインを渡してくれないどうなるのでしょうか?
今までの実績ばパーになります。そんなことにならないようチェックしておきましょう。
比較的、何の準備もいりません。サーバーもドメインもご用意しますといったプランに多いのが、ホームページを作り変えたいと思ったときに、ドメインを渡してくれない(譲渡してくれない)という契約プランです。
ドメインを渡してくれないどうなるのでしょうか?
今までの実績ばパーになります。そんなことにならないようチェックしておきましょう。
この記事は「2020年10月21日」に書かれた記事です
ドメインはネット上の住所のことです。このサイトで言うところの(d-matsue.net)の部分になります。(※blog.d-matsue.netなど、ドメイン(d-matsue.net)の前に何かついているようなURLは、サブドメインといって、ドメインに付随したものとなります。マンションでいうところの、105、206といったイメージです)
契約を解除しますという際に、ドメインを渡してくれれば(譲渡してくれれば)良いのですが、一体型のプランの場合、渡してくれない(譲渡してくれない)ケースがあります。
ドメインなんて、渡してくれなければ変更すればいい、
と思うかもしれませんが、ドメインが変わるというのは、最終手段です。
すぐに思いつくのは、「今まで見に来てくれた人が、たどり着けなくなってしまう」ということかと思います。しかし、それだけではありません。
今まで積み上げてきた記事などの実績も一緒に失うことになります。
それでは誰も変更できないじゃないか!
と思いますが、すべてがそうなるわけではありません。ドメインを変更する事になった場合は、ドメイン(住所)が、新しく変わりますという処理を行うことで、今までの実績を引き継ぎ、アクセスした人が迷子にならないようにすることができます。引っ越した際に郵便物を転送してもらうための転送届けと言ったところでしょうか。
問題は、ドメインを渡してくれないケースの場合、この処理ができないケースがあるのです。
ざっくり3つのケースに分けてみてみましょう。
ドメインを渡して(譲渡して)くれるのであれば、本来変更することは避けたほうが良いのですが、どうしても変更したい場合は、変更しても、さほど問題はありません。
今まで使っていたドメインを別のサーバーに移管し、ホームページを再開します。
再開後、htaccessという機能を使って、リダイレクト処理と呼ばれる「URLを変更しました」という処理を行い、新しいドメインへ誘導します。この誘導は、エンドユーザー(利用者)向けでもあり、ロボットエンジン(検索エンジン)に対する処理でもあります。この方法であれば、100%ではあませんが、今までの実績を失わずに、ドメインを変更することができます。
また、今まで使っていたサーバーも解約できるため、新しく取得したサーバーのみ契約をすればよいので、無駄な経費を削減できます。
ドメインは渡してくれないけれど、リダイレクト処理を行えるケースもあります。
htaccessで処理ができれば一番良いのですが、htaccessで処理できない場合も、headerと呼ばれる個所を変更できれば、転送処理をかけることができます。
ただし、一式型の場合、ページの内容のみの変更ができ、それ以外は不可というところも多いため、この処理を行えない場合もあります。
htaccessでの処理ができず、各ページ上にリダイレクト処理を入れるなどの処理もできない場合、今まで使っていたホームページ側で、ホームページをリニューアルしました、というお知らせを出すという方法しかなくなってしまいます。
つまり、新しくしても、いつまでも、そのホームページ上を残しておかなければならないということになります。
また、この場合、ホームページが新しいドメインになったというお知らせを、googleなどの検索エンジンに通知できないため、今まで使っていたホームページの実績が、新しいホームページに引き継がれません。引き継がれないということは、今までの実績がパーになり、1から再出発するということになります。
安く作れた!と思ったら、そんな落とし穴にはまってしまうことがあります。
そういうプランだからこそ安く作れるという仕組みのため、だましているわけではないのですが、個人的には、あまり良心的なプランではないな、と思います。
ドメインの管理が面倒だからと、制作会社に任せるのは良いのですが、そのドメインの契約者は、自社の名義にしておくことが必要です。
本来、その後も使用できるはずのドメインが、使用できなくなってしまうケースがあるからです。
明らかに、自分の会社のホームページだと主張しても、契約者が自社の名義でない以上、ドメイン会社にもどうすることもできません。あとは、契約者を何とか見つけ出して、変更してもらうしかないのです。管理者と連絡が取れなくなるケースでは、ドメインをあきらめざる負えないということもありえますので、ドメインの管理はできる限り自社で行うことをお勧めします。
ドメインと同様に、ホームページのデータを渡してくれない。という問題も同時に起こることがあるので、「7-10 契約前にチェック!ホームページの移転できますか?(本日公開予定)」も確認しておきましょう。
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