確認のしすぎは「仕事できません」と言っているに等しい
「2-4 報連相(ホウレンソウ)は、いつ時代も必須の仕事」で、報連相(ホウレンソウ)は、いつ時代も必須の仕事と書きましたが、やたらと報告と確認を繰り返していること、ありませんか? 実はこれグレーなアウトです。
では、どんな内容か見てみましょう。
「2-4 報連相(ホウレンソウ)は、いつ時代も必須の仕事」で、報連相(ホウレンソウ)は、いつ時代も必須の仕事と書きましたが、やたらと報告と確認を繰り返していること、ありませんか? 実はこれグレーなアウトです。
では、どんな内容か見てみましょう。
この記事は「2020年10月08日」に書かれた記事です
なんて、気がつけば、確認作業に何時間も使っている、ということありませんか?
一度、躓くと確認する癖がつきやすい傾向があります。確かに、確認しないよりは、確認した方がよいのですが、あまり聞きすぎると、仕事ができない、とアピールしているようなものです。
すべて確認しないよう促すと、マニュアルはありませんか? と言われることがあります。
確かに、マニュアルがあれば、確認しなくても進められるかもしれません。しかし、お客さんは千差万別。業種も異なれば、制作するホームページのボリュームも仕様も違う、お客さんのホームページの知識も異なれば、IT担当者がいる場合、いない場合などの状況によっても異なります。
大きな枠でのマニュアルを用意することはできるかもしれませんが、事細かく説明するには、膨大なマニュアルを作成し、また、膨大なマニュアルを覚えるというようなことになってしまいます。
長い間、この仕事をしていますが業務に対する「マニュアル」というもの作ることが非常に難しいと感じています。
ではどうやって、確認作業を減らしていけばよいのでしょうか。
いきなり的確な確認だけを行うことは難しいと思います。
いろいろなケースを体験していくと、自分がどのような内容を確認しているか、また、確認した内容がいつも間違っていない、間違っているという傾向が見えてきます。その経験を積みながら、いずれは需要な点のみを確認するだけで進めることができるようになればよいと思います。そのためには、
1つのケースに対して、1つの答え という考え方を棄てましょう
これが会社内での確認ならばまだよいのですが、お客さんに対してやってしまうと「担当を変えてもらえませんか」といわれたり、連絡が上司に来るようになったりします。それだけで済めばよいですが(よくはないのですが)、そのままスッと契約を終了してしまうお客さんも出てきます。
と思うかもしれませんが、お客さんは
と思って依頼してくれています。それなのに「これでいいでしょうか。」「これ、どうしますか。」と聞かれたら、なんのために依頼したかわからない状態になってしまいます。
確認をする、とういことは相手の時間を使うということです。確認する場合は必要最小限にとどめられるようにしましょう。
とはゆえ、
よくわかってないことを自己判断で対応してしまうと、後々、致命的な問題になる可能性もあります。はじめのうちはその境界線がわからないかもしれません。経験を積むに従って、確認を怠って致命的になるものと、致命的にならないものの線引ができるようになってきます。
例えば、
使用するサーバーはこのサーバーであっていたっけ。
と曖昧なまま、契約をしてしまい、あとでこのサーバーではないとわかった場合、お試し期間であれば解約すればよいだけですが、一度、契約がスタートしてしまえば利用費が発生します。ドメインd-matsueなのか、dmatsueなのかで迷って、dmatsueにしたら「‐(ハイフン)」ありが正解だった場合、ドメインを取得し直すことになります。
この例の場合、致命的とまではなりませんが、すべての準備を終えて、さぁ、公開しようと思った段階で、それらの違いに気がついたときは、ホームページの移管作業や、メールの設定などのやり直しなどが発生する可能性もあります。
最初に書いたことと重複しますが
最初のうちは気になることを確認し、確認した内容は自分の中で蓄積して、いずれは必要最小限の確認だけで、制作できるようになることがベターです。
HOME > ホームページ制作 > ホームページ制作会社で働き始めた > 確認のしすぎは「仕事できません」と言っているに等しい