面白くない仕事~出口のない話~
今の仕事に就いたとき、やること一つ一つが面白かった。新しい発見があり、新しい技術を身につけ、できなかったことができるようになり、時間外でも仕事をし、休日も仕事でできなかったことを突きつめた。いつからだろうか、仕事を左から右へ“片付け”ことが主になったのは。
今の仕事に就いたとき、やること一つ一つが面白かった。新しい発見があり、新しい技術を身につけ、できなかったことができるようになり、時間外でも仕事をし、休日も仕事でできなかったことを突きつめた。いつからだろうか、仕事を左から右へ“片付け”ことが主になったのは。
記事掲載日:2018.09.01(この記事は 2019.06.15に修正されました)
それでもはじめはよかった。
増えていく仕事をどう処理して、どのようにやれば、納期内に収めることができるのか、面白く感じていたからだ。
だが、仕事の量が増え、膨大になりすぎ、神経を圧迫したのか、ある時から全く面白くなくなってしまった。毎日押し寄せる仕事をあるときに面倒とさえ思い、こなしていくだけになった。新しい技術を身につけるより、頭を空っぽにしたいと休日は仕事のことを考えなくなった。仕事の時間は仕事をこなすことでいっぱいいっぱいになり、新しい技術は身につかず、身につけた技術にはカビが生えはじめた。
ますます面白くなくなってくる。
一体、何ができたら面白くなるのか
思いつく余裕もない。気がつけば、仕事を辞めたいと思うことが増えていく。仕事以外で面白いことを見つける人もいるが、もうしばらくこの仕事を続けていく以上、できれば仕事も面白くしたい。
あれこれ考えてみるものの、答えは出ない。
この壁は高く、そして分厚い。壊せるのか、よじ登れるのか、それとも負けてしまうのか、出口は見つからない。
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