洋服屋さんあるある
じっくりひとつひとつ見たいときも、そうもいかないのが洋服屋さんだ。服に手をかけようものなら、「何かお探しですか」と声をかけてくる。ただ、ぶらぶら見ているだけで、何も探していない。だが「何も探していません」と言えるほど心は強くない。だから大抵、ipodを聴いてバリアをはっている。それでも強引に話しかけてくる店員さんもいる。そんなときは、もうちょっと見たかったのに、と思いながら店を出るしかない。
じっくりひとつひとつ見たいときも、そうもいかないのが洋服屋さんだ。服に手をかけようものなら、「何かお探しですか」と声をかけてくる。ただ、ぶらぶら見ているだけで、何も探していない。だが「何も探していません」と言えるほど心は強くない。だから大抵、ipodを聴いてバリアをはっている。それでも強引に話しかけてくる店員さんもいる。そんなときは、もうちょっと見たかったのに、と思いながら店を出るしかない。
記事掲載日:2018.09.16(この記事は 2019.06.15に修正されました)
明らかに暇そうな(人の少ない)時間帯のとき、ぶらぶらと歩いて気になった服を見つける。少し見てみようかなと足を向けるも、寄ってくる気配を感じたら退散。一着も見ることなく店を出るということはよくある。
近づいてこないものの、「ごゆっくりご覧ください」といわれると、「みたら買うよね」という強迫を受けているようで、ゆっくり見られたことがない。誰に言うでもなく言っているのだろうから、単なる私の被害妄想である。
セール期間中の「お買い求め安い価格いなっております」という呼びかけ
その気になって、値札を見てぎょっとすることがある。全然、お買い求め安くないではないか! お買い求め安いかどうかは、買う側の判断じゃないのか! と心の中で顔をしかめて服から手を放す。貧乏人のヒガミ。
自分勝手にいわせてもらえるのならば、よい店員さんは、少し長めの時間を泳がせておき、ことこれどっちがいいかな、と迷い始めたころ合いで声をかけてくる店員さんだ。または、買おうかなと思っていることを見極めて声をかけてくる店員さん。そんな店員さんと出会ったときは“プロフェッショナル”と心の中で拍手を送っている。
時折、買おうか、買うまいか、と迷っていてもぜんぜん話しかけてこない店員さんもいる。そんなときは、ああ、残念。もうひと押しで買ったんだけどなぁ。と心の中でつぶやき、迷っていたものを置いて店をでる。なんとも自分勝手な話ではある。
ちなみに、見た目(今、着ている服装)で判断して、「いらっしゃいませ」とさえ言ってこない店員さんもいる。確かに、店の雰囲気の服を着ていない。着ていないかもしれないが、もしかしたらイメージチェンジを図っているかもしれないし、誰かへのプレゼントを買いに来たのかもしれないではないか!? だとしたら、あなたチャンス逃してますよ! と心の中でつぶやいてみるも、やはり退散。
こちらのの心を読んで声をかけることなど難しく、私の態度に店員さんの方もイライラしているかもしれない。「ゆっくり見せてください」といえればいいのだけれど、ゆっくりみても買わないこともあるので、なかなかそうもいかない小心者だ。とはゆえ、すすめられて買ってしまうほどお人よしでもない。やっかいな相手(私)である。
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