はじめてのキャリーバッグ(ビジネスバッグ?)を購入してみた。

キャリーバッグなんていらない。
ずっとそう思ってきた私。友だちに三泊四日のバスツアーに誘われた。三泊四日。しかもバスツアー。今までのショルダーバッグ?的な旅行かばんでは、運ぶのが大変だ。バスの荷物入れに入れられて中のものがつぶれる可能性もある。ついに、キャリーバッグを買う時が来た。

記事掲載日:2017.01.17(この記事は 2019.09.05に修正されました)

ロフトやハンズ、ビッグカメラやヨドバシカメラ、デパートなどなど。キャリーバッグを売っていそうなところへ、次から次へと見に行ってみた。サイズも値段もピンからキリまで。ネットショップも見てみようと検索。5000円しない格安のものも多数ある。何を買ったらいいのかよくわからなかったうえに、さらにわからなくなってしまった。

必要な条件をクリアしよう(第一条件:サイズ)

まずは、海外旅行用のキャリーバッグなのか、国内旅行用のキャリーバッグなのか。それによって必要なサイズの条件が変わってくる。私の場合は後者。そして飛行機に荷物を預けないので、機内持ち込みのサイズであることが第一条件となる。サイズについてはほぼ各社共通のようだ。

  • 100席以上の場合
    3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)
  • 100席未満:(幅45cm×高さ35cm×奥行20cm以内)

※100席未満の飛行機はかなり小さな機だ。席が横並びの2・2として25列未。私の使う主な便には該当しなさそうなので、100席以上でクリア。

3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)

わかるような、わからないような。
注意書きをみると「※辺のサイズが規定内でも3辺の和を超えてしまう場合はお持ち込みいただけませんのでご注意ください。」とある。確かに、幅55cm×高さ40cm×奥行25cmの和(合計)は、120cm。ちなみに、総重量10kg以下とあるので、重すぎてもいけない。

このサイズ感のキャリーバッグを探すことになった。

店舗やネットでキャリーバッグを探す日々

機内持ち込みサイズを満たしているものだけでも、かなりの数がある。

どれも似たり寄ったりのサイズに見えるが、よく見ると容量が違う。同じ大きさに見えても、20Lのものもあれば、24Lのものもある。見た目に騙されてはいけない。買ってはみたものの三泊四日の荷物+多少のお土産が入らなければ意味がない。そこで今度はひたすら容量を見て店舗を巡り、ネットを調べた。

機内持ち込みサイズでは、40Lまでというものが多い。

40Lというと、どのくらいの服が入るのか。疑問が浮かぶ。

そもそも三泊四日の旅行に、どれくらいの荷物を持って行くか、想像がつかない。仕方がないので、まだ二カ月も先の旅行に、何を持って行くか決めることにした。おおよその荷物を考えたところでチェック。

45Lのゴミ袋を用意し、4/5程度に収まっているか確認する。

かなりスカスカにも見える。本当にゴミ袋の40Lとキャリーバッグの容量40Lは同じなのか。というわけのわからない疑問が襲ってくる。もし違っていたらLという同じ単位を使っている意味がない。ということで、ゴミ袋の計量を信じ、サイズは40Lくらいを目安にすることにした。

必要な条件をクリアしよう(第二条件:形状など)

キャリーバッグには大きく「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類があった。

ソフトのキャリーバッグはよく年配の女性が買い物などで引いているイメージのもの。ハードは旅行用。最近では、旅行ではなさそうな人も引いている。当然、後者を選択。

さらにハードタイプのキャリーバッグにもいくつか種類があった。全面ハード?な型と拡張型なっているものだ。

あとで荷物が増える可能性もあるし、そもそも本当に40Lで足りるのもわからない。できれば、拡張型がよいが、継ぎ目となるチャックの部分は壊れないのだろうかと疑問が浮かぶ。

そこで某ショップの店員さんに「拡張部分が壊れるとはないのか」と聞いてみた。回答は「雨などがしみこむことはあるかもしれませんが、壊れるというのはあまり聞いたことがありませんね」という内容だった。なるほど。壊れはしないけれど、雨がしみこむ可能性はあるのか。

タイヤ部分にもいくつか種類があった。2輪のものと4輪のものだ。

2輪での走行は凹凸のある地面でも安定した走行ができ、4輪のタイヤでの走行はフラットな地面での持ち運びがスムーズで、建物内やアスファルトなど舗装がされた場所での走行に向いているらしい。

私がみて回ったキャリーバッグはほとんどが4輪で、2輪走行できるものになっていた。タイヤ自体の種類もいくつかあるが、値段との兼ね合いになりそうなので、タイヤの良し悪しはあまり考えないことにした。音がうるさいのは嫌だという人は、この部分を最重要クリアポイントにするとよいのかもしれない。(私の場合は容量重視)。

海外旅行に行く人なら必須の「鍵」の部分にも、いくつか種類があることを今回初めて知った。

TSAロックというのが主で、鍵とダイヤル式、また両方ついているものがあった。

ダイヤル式で設定をミスるのも嫌だし、忘れてしまいそうな気がする。旅行の途中で壊れたらどうしていいかよくわからない。という負の感情も芽生え、鍵式を選択。あとで友だちに聞いたところ、「鍵などしめたことがない」という返事が返ってきた。なるほど、国内ならしめないという選択肢もあったか。

見た目という点からは「色」や「柄」が気になるところ。

柄ものにするのか無地にするのか。

私は柄ものと無地ものどちらも候補にあげていたが最終的には、容量で決めてしまった。色は黄色にしたかったのだが、絞り込んだメーカーに黄色がなかったので、断念した。白も捨てがたかったのだが、どうにも汚れそうでこちらも断念。色や柄については、個人的な趣向で、機能面とは関係ないので長く使えそうな色や柄を選ぶのがよいのではないだろうか。

必要な条件をクリアしよう(必須条件:価格)

価格は本当にピンキリだった。
一度しか使わないという人は5000円以内の安いものでよいのではないかと思う。私の場合、買うのならば、少しは長く使いたいという欲がでてきしまったため、もう少し高いものにすることにした。とはゆえ、何度使うかわからいものに2万円以上出したくはない。

高ければいいというものではないが、高いものは作りが違い、頑丈で壊れにくいことや、修理を10年以上保証してくれる、というものもある。使う頻度が高く、長く使いたいという人はちょっと頑張ってよいものを買った方が、結局はお得かもしれない。

私の場合は、未知数。
使うだろうけど、それほど多く使うかも疑問なので、10000~15000円くらいのものにすることにした。最初はもっと安いものを買おうと思っていたのだが、サイズ(容量)の問題で予算をアップ。もっと探せばいいのかもしないが、あまり時間を使って探していても結局、高くつくことになってしまう。

最終的に選んだキャリーバッグ

三泊四日の旅行に私が選んだのは、

  • ハードタイプ
  • 機内持ち込みサイズ(ぎりぎり)
  • 容量:拡張型(40L→最大47L)※47Lにした場合持ち込み不可サイズ
  • タイヤ4つ
  • TSAロック(鍵のみ)
  • カラーはご想像にお任せします。
  • 価格 14904円(税込)ポイント差し引き額13413円(税込)※購入当時

なかなかいいところに収まった。

ALI-MAX50HKW

ALI-MAX50HKW 引用:ヨドバシカメラ

感想

見た目のサイズは結構小さく、服が入るのかと疑問だったが、下記の荷物が拡張せずに入ったので御の字。

  • 長袖Tシャツ7枚、
  • 下着4枚
  • 厚手の靴下4足
  • セーター2着
  • カーディガン1着
  • ズボン1着
  • マフラー
  • そのほかハンカチや手袋やら、こまごましたもの

音は、駅の中とかではどうるさくないけど、道路ではそれなりの音がした。ま、許容範囲。動きもなめらかだったので、まずまず。

誤算だったのは、機内持ち込みサイズ。

飛行機の機種等によっては座席の下にいれることができず、上の棚へ。10kg以内とはゆえ、できれば椅子の下に入れたかった。まぁ、片手で取り出せたのでほっと一息。別便に乗ったときは、椅子の下に無事に入れることができた。

教訓
一度、買ってみないとどんなものかわからない。二個目を購入するかはかわからないけれど、次はわりとスムーズに目的のものを購入できる気がする。調べるといろいろ奥が深い。あまり考えずに購入した方が、満足できるかも。

松江ブログ(M2エムツー)

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