MATSUTE BLOG松江ブログ（M2エムツー）

記事掲載日：2017.01.13（この記事は 2019.06.15に修正されました）

『ONE PIECE（ワンピース）』　尾田 栄一郎氏　集英社

『ONE PIECE』との出会いは、1999年にフジテレビ系列でアニメ放送が始まったときだった。

おそらく、１話目ではなかったと思うが、テレビをつけて何気なくチャンネルを回し「何だ、この面白いアニメ」と、ついつい見てしまったのが最初。その頃、ジャンプを読んでいなかったので、知ったのはアニメ放送の方が先だった。

アニメを見始め、ゾロとの出会いの回を見たとき、「これは面白いぞ！」と思って漫画を買い始めた。

テレビ放送が漫画に追いついたころから、アニメ版は毎回は見なくなってしまったが、漫画はずっと買い続け、気がつけば83巻。作者の尾田 栄一郎氏が100巻で完結するといっているのを何で知ったかは忘れてしまったが、83巻の現在、本当に終わるの？　と疑問に思っている。登場人物は増え、物語が広がり、どうやって終わりに向かうか、想像がつかない。

個人的には、今のクルーが全員そろう前くらいまでの話が好きだった。

たぶん、登場人物もそれほど多くなく、きちんと理解できていたんだと思う。連載からすでに18 年、老化しつつある頭で、登場人物をすべて覚えるのが至難の業になってきた。今は、楽しみで購入しているのか、意地になっているか疑問だ。（毎回、楽しく読んでるけどね）

因みに、まだ50巻に到達する前、最初から見返してみたことがあるが、かなりの時間がかかった。読むスピードが遅いということもあるかもしれないが、今から読み返して、すべてを把握するのは厳しいので、完結したら、最初から読み返してみようと思っている。

『ONE PIECE』の面白さ

ひとによって違うと思うが、個人的には物語の中身もさることながら、発想のすごさにいつも驚かされる。最近のところで言えば、象の上に町ができているという発想なかなか出てこない。遊び心満載の発想力は見習えるものなら見習いたい。

また、漫画だけでなく本編とは離れてオリジナルで作られる映画や、特番も「面白い」というのがすごい。

漫画をアニメにすると「え」というものも多いが、映画もテレビ特番も「つまらなかったな」ということがない。はまるとは思っていなかった、友だちが漫画を読み始めて、はまってしまっているのだから、これは、おすすめしないわけにはいかない。