面白くない人生のはじまり
私はミニマリストではないが、あるとき服を選ぶことが面倒になり、何と合わせても無難なものを選ぶようになった。すると何を着ても同じという意識になるのだろう。買う服は大量につくられているようなジーパンやパンツ、シャツ、セーターなどが主となり、新しい服をめったに買わなくなった。買う時は着られなくなった服を補充するときだけ。これがおもしろくない人生のはじまり、だったのではないかと思う。
私はミニマリストではないが、あるとき服を選ぶことが面倒になり、何と合わせても無難なものを選ぶようになった。すると何を着ても同じという意識になるのだろう。買う服は大量につくられているようなジーパンやパンツ、シャツ、セーターなどが主となり、新しい服をめったに買わなくなった。買う時は着られなくなった服を補充するときだけ。これがおもしろくない人生のはじまり、だったのではないかと思う。
記事掲載日:2018.09.10(この記事は 2019.06.15に修正されました)
奇抜な格好をして歩きたいとか
目立ちたいとか
そういう気持ちはまったくない。逆に、奇抜すぎて目立つことは避けたい。正直、注目を浴びるような容姿でも容貌でもない。だがあるとき「なんか、面白くない」と今の自分に気がついたとき、ふと目にとまったのが、自分のみなりだった。
町の雑踏に溶け込み、何の変哲もなく、おしゃれでもない。普通の格好。普通が悪いわけではない。ただ自分として面白くないのだ。もしかしたら、面白くない人生と感じるようになったのは、身なりのせいではないのだろうか。身なりへ興味を捨てたとき、一緒に別の興味も捨ててしまったのではないだろうか。
まずは格好を変えることからはじめてみよう。
とはゆえ、余裕のあるある暮らしをしているわけではないので、一気に変えることはできない。ほんの少しずつ変えていくことにしよう。
格好から入って、と言われるかもしれないが、格好って存外大切だ。
毎日、自分が見ているものが自分を形成していくのだ。
興味のない世界に飛び込むには、口コミがもっともはやい。
友だちに「ここの服は結構面白いから好き」と進められたブランドの服を買ってみることにした。決して安くない服を3着ほどzozotownで購入。
実際の店舗も見てチェックはしてみたが、実際にみてしまうとここが気に入らない、生地感はこれかと、いちゃもんをつけてしまい、なかなか購入に至らない。その点で、一か八か。似合うかも、サイズ感も、生地感もわからないネットでの購入の方が勢いで買うことができる。
多少ではあるもののきっとでるであろう、ボーナスを期待して購入したが、なんということだろうか。今年はボーナスが出せませんとの通達。まじか! 買ってしまった服の代金はどうするんだ! ほかにもいろいろ買っちまったぞ。
といってもどうにもならない。すでに返品期間は過ぎているし、ボーナスが出ないので返品しますというわけにもいかない。とほほほほ。月のおこずかいから補てんしていきますか。でもま、これもまた「面白い」の始まりだ。笑い話の一つになる。無難に生きていると笑い話も生まれにくい(個人的感想)。
実は、まだ一度も来ていない。
なぜって、初夏に買ったのだが、すぐに猛暑になってしまい、着られなくなってしまったからだ。届いた服は秋まで眠らせている。
HOME > CATEGORY LIST > つぶやき隊 > ちょっと真面目な話 > 面白くない人生のはじまり